こんばんはのもへです。
6月12日、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)から次世代プレイステーションのPS5が発表されました。
今日の第9世代のゲーム据置機で、最先端の技術を搭載したゲーム機となっています。
YouTubeにて、トレーラーが公開されているの見て頂きたいと思います。
見て解る人は解ると思いますが、人によっては実写映像なのではないか?と勘違いしてしまう程にクォリティが高いものとなっています。
PS5ではどういった技術が導入されているのか、ハードウェア技術仕様について説明していきたいと思います。
PS5のハードウェア技術仕様について
国内外のサイトなどでハードウェア技術仕様が公開されていますが以下のような仕様となっています。
CPU | AMD x86-64-AMD Ryzen™ “Zen 2” 8コア/16スレッド 最大3.5Ghzまで可変 |
GPU | AMD Radeon™ RDNA 2-based graphics engine 最大2.5Ghzまで可変(10.3 TFLOPS) |
メモリ(GPUと共有) | GDDR6 16GB(転送速度448GB/s) |
SSD | 825GB(読込速度5.5GB/s) |
ディスクドライブ | Ultra HD Blu-ray™(100GBまで) |
映像出力 | 4K 120Hz TV、 8K TV、VRR 対応(HDMI2.1規格による) |
オーディオ | “Tempest” 3Dオーディオ技術 |
PS4とはプロセッサアーキテクチャが同じである為に後方互換性があると言われています。
PS3の時はPS2に互換性を持たせる為に、PS2のEE+GSのチップを乗せる必要がありました。
PS3の後期モデルではコスト削減の為、EE+GSのチップを無くし後方互換性を外された経緯があります。
しかし、PS4及びPS5で言える事ですが、元のベースがPCである事から、アーキテクチャは同じであるが為、過去の例のようにコストダウンの為に後方互換性を外される可能性は低いと見ています。
また、今のゲーム機ではオンライン接続が当たり前となっている事から、PS4専用ソフトで互換性に問題が発生したとしてもPS5対応した修正パッチが当てられると予想されます。
今回からドライブレスモデルの発売が予定されていますが、ゲームソフトをインターネットで購入し、ダウンロードをしてインストールするのが当たり前のようになってきた事から、ゲームショップでゲームソフトを買わないで遊ぶ人に向けに販売される物だと思います。
最大の目玉機能としてはレイトレーシング アクセレーション
レイトレーシング アクセレーションとは、レイトレーシングをリアルタイムに処理するための機能です。
今までのハードウェアの技術では、光源から視点までの光を経路を遡りながら計算して描画するレイトレーシングは、リアリティのある光の表現が可能である反面、計算量が膨大なため、リアルタイム性の求められるゲームでの利用は困難でした。
レンダリング処理に時間をかけられる3DCG映画などでは、レイトレーシングは一般的に使われています。
つまり最新のPSでは、レイトレーシング アクセレーションによって、ガラス玉の光源からの反射や人影の映り込みなど複雑な処理がリアルタイムに処理が出来るようになります。
パソコンでPS5と同様なスペックにするとどうなるの? 価格は?
まずPS5で採用されたAMD社のCPUとGPUについては、まだパソコン向けにはリリースがされておらず、最先端の技術である事は間違い有りません。
しかし、レイトレーシングをリアルタイム処理できるGPUはすでに発売されており、NVIDIA社のGeForce RTX 20 Seriesがあり、パソコンで、PS5と同等スペックのハードウェア構成で購入を検討すると約20万円を超えます。
すなわち、ゲーム機としてだけでなく、パソコンを見ていくと高スペックであるのは間違いない事です。
販売価格は未発表となっていますが、ハードウェアスペック的に見たら、10万円以下だったとしても安いくらいだとは思いますが、ネット上の噂では約8万円で発売されるという話もあります。
SIEは、今まで通りにゲーム機の本体価格は赤字覚悟で販売し、ゲームソフトウェアの売上からロイヤリティ収入から利益を得る方式になると考えられます。
ネット上での噂通りに、約8万円で発売されたとしても、慣例でマイナーチェンジで少しずつ値段は下がっていきますが、半導体の微細化などに遅れが生じたりしない限りは、段階的にマイナーチェンジは進んでいくと予測しています。
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