こんばんは、のもへです。
本日のメディア報道によると、立憲民主党と国民民主党と合併して新党設立に向けて協議をしていると言われています。
しかし、どうなんでしょうか?
立憲民主党及び国民民主党はかつては民主党から右派と左派が別れて出来た政党ですが結局の所は元の形に戻るだけだと思いますが・・・・。
朝日新聞の記事を引用して紹介していきたいと思います。
朝日新聞の記事引用
国民民主党の平野博文幹事長は22日午前、立憲民主党の福山哲郎幹事長と国会内で会談し、立憲が15日に申し入れた新党構想についての提案におおむね賛同するとの国民側の考えを伝えた。新たな党名については「民主的な手続きで選定」などとする要望を伝えた。
立憲の提案は、立憲、国民両党が解散し「新設合併方式」で新党▽新党結成後の代表選▽綱領の協議▽新党名は「立憲民主党」、略称は「民主党」など、とすることが柱。
平野氏は、新設合併方式など立憲側の提案を受け入れる考えを示す一方、国民内に「立憲」という新党名に異論があることから、「民主的な手続き」を求めた。投票や両党による協議体の設置などが念頭にあるとみられる。
今後、党名の取り扱いについては、幹事長間で引き続き協議することで一致。また、消費税などの政策については、綱領を巡る政調会長間の協議のなかで議論することを確認した。

元々は分裂して設立した政党
元々は、民主党政権が終わってから民進党と名前を経て、希望の党に合流するという話になった時に、合流した議員らは日本こころらの議員と小池百合子都知事と一つとなって設立しましたが、合流を拒否した議員らは立憲民主党を設立し元民主党議員らは別れていきました。
その後、希望の党には旧日本こころの議員が残り、民進党及び玉木雄一郎氏を中心としたメンバーの議員は国民民主党を設立させています。
結局の所は選挙目的
国会において衆議院は、早ければ今年の秋に解散する可能性もある事から、共闘体制を整えて戦いたいという思惑があると考えられます。
かつての民主党政権を思い出してみると解るとは思いますが、自民党離党組や自民党から公認得られず参加したような人もいれば、旧社会党系のリベラル思想を持つ議員がいるという寄せ集め政党で、結果的には政治思想や政策などの考え方もバラバラでまとまらず「決められない政治」になってしまったと思います。
今の立憲民主党の場合は、政権与党とは対決姿勢で、主に旧総評系の組合から支持を得ていて、日本共産党とは協力できる事は協力するという考えです。
逆に国民民主党は、政権与党に対しては提案していく姿勢で、主に旧同盟系の組合から支持を得ていて、日本共産党との協力体制はどちらかというと否定的な考えです。
結論として考えれば、立憲民主党と国民民主党が合併するという話は、衆議院選挙にあるというのは明白で、新党設立と言うものの結局の所は多くの界隈からは「政党ロンダリング」と言われて叩かれる事は間違いない事です。
頻繁に政党名を変えれば良いというのも安直な考えだと思いますし、無党派層の有権者からは支持を得られるのか疑問に残ります。
個人的にも、政党を分裂して結党したのを合流して戻るとか、何の為に別れたの?ってなりますし有権者を馬鹿にしているのかって思いますけどね。
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