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クリーニング業界はなぜ衰退していったのか?

クリーニング関連

こんばんは、のもへです。

クリーニング業界の歴史を学んでいきますと、昔のアイロンというのは炭火で扱うものだったり、オープンワッシャーでの選択など様々な機械があったりと歴史ある業種だと感じます。

かつては、不景気に左右されにくい業界だったと言われていて、よく稼げる業界だったと言われています。
しかし、なぜクリーニング業界が衰退していったのかをまとめて行きたいと思います。

ラーメン1杯100円の時代でYシャツのクリーニング100円

当方もクリーニング業に勤めていた頃に、講習を受けに行った時に聞いた話ですが、「昔はラーメン1杯が100円の時代でYシャツのクリーニングが100円だった」という話を聞かされました。
クリーニング屋を始めれば儲かるような時代で、クリーニングの単価も当時の物価を比較しても高価だったので、スーツを着用する顧客が主だったと考えられます。

しかし、クリーニング業界も大きな変革として、徒弟制度から、起業をして会社法人を立ち上げて、サラリーマンとして人を雇うようになり、工場では機械化されていき生産性が向上していきました。
よって、取次店が個人商店の一部にスペースが設けられたり、スーパーにテナントとしてお店をかまえるようになっていきました。

生産性は向上しましたが、クリーニングにおけるYシャツの単価は現在でも120円と安く設定されており、価格競争が激化していったというふうに印象があります。

バブル崩壊後はクリーニング業界は右肩下がり

業界の情報によると、全世帯のうち一世帯あたりの支出金額が1994年で18,835円だったのが2019年で5,937円と約1/4近くに家計簿からクリーニングに対する支出が減少しています。
クリーニング所施設数もピーク時で1997年に164,225件あったのが、89,979件と減少しています。

大手クリーニングチェーン店との間での競争もそうですが、年中セールと価格競争が激化していき、薄利多売な商売へと変貌してきたと言えます。
また、個人経営のクリーニング店は数多くありましたが、経営・後継者難などの理由から廃業している所が少なくないです。

消費者の衣類に対する変化

消費者の方もクリーニングに対する考え方なども変化していっており、形態安定シャツやクールビズでノーネクタイが多くなるなど時代と共に変わってきています。
ユニクロなどのように低価格な衣類が増えてきた事によって、長く衣類を大事にするという考えがなくなってきていると感じます。

また、かつては1億総中流だった事から多くの国民がクリーニングを利用していましたが、格差社会と呼ばれるように消費者の懐事情が厳しくなってくると、真っ先にクリーニングへの支出が切られていっています。

近年ではコインランドリーに持っていき、特に布団や毛布といった大物の洗う人が少なくないと思いますし、昔と比べるとコインランドリーの需要が増加しているという事があって、コインランドリー店が増加していると印象があります。

クリーニング業界の生き残りは厳しい

これから先、店舗だけで収益確保を難しい事から、コインランドリーとの併設型店舗が増えてくると予想されますし、個人経営のクリーニング店の場合は、しみ抜き等などの技術力で大手との違いを差別化できるかが鍵だと思います。

また、宅配クリーニングというように、無店舗型のクリーニングの取り扱いもニーズの確保と共に移り変わりしていくと予想されます。

今後、クリーニング業界が生き抜いていくにも、あの手この手とアイディアを出して対策を練っていかなければ厳しい時代だと感じます。

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